天下獲りから崩壊までの軌跡その2

全部の城を賭けて最終決戦を約束していた土佐とドワクエであったが、土佐が最後の1城(成都)を取得した時点で残り1週間。もはや決戦する時間はないということで、ジャンケンで決めることになった。結果は土佐の勝利であった。

この辺りから、次期どどうするかという話題が出始めた。また土佐藩をつくり、天下統一およびドワクエ打倒を果たすと盛り上がっていたのはTan-G氏やハゲネコ氏だった。旧魏武のメンバーは打倒に執着している人が多かった。これは、序盤の戦いで守りきって相手の降伏・謝罪を受けた旧土佐に対して、魏武はやられっぱなしのまま終わったことによるものだと思う。

りーく氏はすでに引退、ほかの土佐創業者のマイセン氏、あがると氏、山下氏らは意思表示がなく、盟主のライト氏は新同盟の盟主を固辞していた。この創業者メンバー達はすでにチャット等で発言することも少なくなっており、新土佐には参加しないであろうことは明らかだった。音無氏も「他でやりたいことがあるので参加しない」と公言していた。

2期が始まってみると、
土佐@南東(総本部)にTan-G氏
土佐総司令部に玲央氏
土佐@ネコにハゲネコ氏
土佐@ハワイにmilch氏

などが盟主になって同盟を立ち上げていた。盟主はすべて旧魏武系である。その他、1期長安攻防で土佐に攻め込まれ支部となった風林火山が、また土佐の支部として立ち上がっていた。跋扈、独立同盟は1期のメンバーとは無関係である。

1期の旧土佐メンバーは、あがると氏、マイセン氏がドワクエに加入していて驚かされた。音無氏は「聖帝」という土佐と無関係の新同盟を立ち上げ、旧土佐メンも何人か参加していた。山下氏は贅沢微糖になって違う同盟にいた。

ライト氏もいろいろとお誘いはあったと思われるが、他の同盟の同盟員になるにはビックネームすぎるということで土佐系農耕同盟を立ち上げて半隠居を宣言していた。ライト氏なりにいろいろと配慮した結果であろう。

天下統一を果たして満足したのか、それとも疲れきってしまったのか引退する人も多く、残念ながら真実氏の名前も見当たらなかった。

そして、私はこの時点で「今期の土佐は泥舟だ」と思った。天下統一どころか、今期で土佐は滅びるであろうと・・。


つづく